月並・年中行事

ホーム高野山大師教会天遊支部月並・年中行事

月並・年中行事のご案内

当支部では、年中行事として、以下の行事を執り行っております。

月並行事
● 毎月20日   大師御逮夜
● 毎月28日   不動法会・追善供養会

年中行事
● 1月3日      新年初護摩祈祷会
● 2月1日      厄除け「星まつり」大祈祷会
●   2月第2日曜      特別厄払護摩祈祷会
● 3月(彼岸中) 春彼岸法会
● 5月第2日曜  百味供養法会
● 7月大安吉日  財運向上祈願
● 8月11日     盆施餓鬼供法会
● 9月(彼岸中) 秋彼岸法会
● 12月第3日曜   年末供養・動物供養会

大師御逮夜(毎月20日 20時)

大師和讃、理趣経を中心とした法要に加え、法楽太鼓に合わせ参拝者各自で一心に祈念する時間がございます。

終了後には、祈念で高揚した心が鎮まるよう、法話とお茶、茶菓子のお接待でおくつろぎいただいております。

月並不動法会(毎月28日 11時)

当支部で修する不動護摩は、中川善教師(高野山真言宗第476世寺務検校法印、高野山大学名誉教授)の流れを汲み、宮田永明師(高野山總持院住職、高野山大学講師、上綱、大僧正)の伝による中院流五段護摩です。

 願主様の想いがこもった「添護摩札」を、一枚一枚心を込めてお不動様にご供養し、一心に祈念いたします。

また、皆様の心願が成就されるよう、法楽太鼓を打ちながら、参拝者様とともに 至心に祈念いたします。

 法会終了後は、有志のみなさまが前日・当日と心を込めて調理した、「絶品」の食事をお接待として用意しております。有志各位様のお気持ちです、ごゆっくりご堪能くださいませ。

月並追善供養会(毎月28日 13時30分)

「追善」とは、善事を修し供養を施すことで、亡くなった方々の冥福を祈る行為のことです。

古くは自らが貧者に施行をしたりして功徳を積み、その功徳力でもって死者の冥界での安穏を祈りました。

施主様・参列者様がこの法会によって功徳力を得られ、その功徳力をご先祖様に廻向されることを願い、この法会を執り行います。

新年初護摩祈祷会(1月3日 10時~)

ご参拝の皆様の一年のご多幸を祈念して、新年初の息災不動護摩を修します。

 本法会では、新年を祝し、参詣礼拝の同行者様の向こう1年のご健勝とご多幸を祈念すべく、添護摩祈願料を1本百円にてお受けしております。

また、邪気払いと息災長寿の気持ちを込めて、お屠蘇とぜんざいの接待を用意しております。

厄除け「星まつり」大祈祷会(2月1日 11時)

弘法大師空海が中国・唐から請来した「宿曜経」を基にして、密教者の研究によって発展させた、真言密教独自の東洋占星術による厄払いです。 

この法会では、当年星を本尊、他の七星・九曜・十二宮・二十八宿を眷属として、星曼荼羅を安置した修法壇を設け法要を執り行います。

 この法会は節分の頃に行いますため、法会がおわりましたら福豆をまき、信者さんと一緒になって手巻きした、「自家製」の恵方巻を食べて、向こう一年の除災招福を祈念いたします。

特別厄払護摩祈祷会(2月第2日曜 10時~)

厄年や悪星年の信徒様の向こう一年の厄払いとして、信徒様の希望を受け特別に修行の一座を設けるものです。

願主様も修行者(=金剛薩埵)となり、法主と修行者が一心となって不動護摩供を修し、一年の厄災無魔・厄除開運を祈念する法会です。

願主様は、白衣(笈摺)と袈裟を身に着け、念珠を持し、身を清めて法会に臨みます。

護摩のけむりを身にまとい、2時間を超える修行を終えるころには、自ら道を切り開く覚悟が整い、無魔円満に一年を乗り切ることができるでしょう。

春・秋彼岸法会(3月・9月彼岸期間中 11時)

『彼岸会』は、今から約1500年前の聖徳太子の時代に始まったとされます。

平安時代初期にはすでに宮中行事でありましたが、徐々に民衆に広まり、江戸時代に年中行事となったようです(岩波仏教辞典より)。

「到彼岸」と漢訳される『波羅蜜(パーラミター)』とは、菩薩の修行徳目であるさまざまな修行の完成を意味することから、ご先祖さまや亡くなられたご家族・ご親類様が、無事に菩薩の修行を完成し、彼岸に到りますよう、この法会でもって至心に供養をいたします。

盆施餓鬼供会(8月11日 11時)

盆は『盂蘭盆』とも呼ばれ、「逆さ吊り(地獄の苦しみを意味する)」の示す『烏藍婆拏(うらばんな)』というサンスクリット語が言葉の起源です(諸説あります)。

「雨安居(うあんご:雨季に僧侶が修行に専念する期間。)」最終日(15日)に、修行者は他の僧侶に指摘された自身の罪を懺悔し、身を清めますが、その日に自身の親などの追善を願って、他の僧侶に食事をふるまったことが、事の起源と推定されます。

『盂蘭盆(盆)会』は、推古天皇の時代(西暦606)年に開かれた記録が残っており、7世紀ごろには近畿地方の寺院で催されていたようです。これに、7月15日前後に死者の霊がこの世に戻ってくるという民間信仰と結びいて、現在のお盆の形になっています。

また、先祖の霊がこの世に戻るときに、ご先祖様と一緒にやってくる無縁仏や餓鬼のために、盂蘭盆会に合わせて、施餓鬼棚を設けて供養を施す風習も古くから伝わっているものです。

当支部でも、この風習にならい、盂蘭盆法会に施餓鬼作法を組み入れ、『盆施餓鬼供養法会」を催します。皆様がこの法会で得られる功徳は、きっとご先祖様や無縁仏・餓鬼の一切に至るまでに回向されることでしょう。
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